「本わさびを日本から世界へ!」―多国籍学生チームが食の専門商社に向けてグローバル販路拡大のマーケティング戦略を提案【東京ビジネス・アカデミー】 | 学校法人 21世紀アカデメイアのプレスリリース
学校法人21世紀アカデメイア(学長:田坂広志/本部:東京都千代田区)が運営するビジネス総合専門学校「東京ビジネス・アカデミー」(校長:稲場央人/所在地:東京都渋谷区)は、食の専門商社である株式会社ヴォークス・トレーディング(代表取締役社長:小村章夫/本社:東京都中央区八丁堀2-7-1 )と連携し、同社が主力商品として扱う「本わさび」の海外展開をテーマに、グローバルマーケティングを学ぶ学生たちが販路拡大に向けた提案を行いました。
株式会社ヴォークス・トレーディングは、本わさびやホースラディッシュ製品の安定供給に取り組んでいます。本わさびは、日本原産のわさびであり、清らかな湧水と冷涼な気候のもとで育つ貴重な香辛野菜で、ツンと鼻に抜けるような辛味と爽やかな香りが特徴。すりおろして引き立つ繊細な風味は、和食との相性がよく、料理人や食品メーカーから長年にわたり高い評価を受けています。同社では、インドネシアの自社工場や中国の協力工場による一貫体制で、安全かつ高品質な製品を国内外に供給しています。
本件の要点3つ
〇多国籍の学生チームが各々の各国・地域の市場特性や食文化を活かした、本わさびのグローバル販路拡大のマーケティング戦略を提案。
〇川上から川下まで食のバリューチェーンをつなぐ専門商社との産学連携により、資格対策の授業だけでは得られない実社会とのつながりを意識した学びを実践。
〇今後の展開として学生主体で商品開発や販促計画に試み、10月開催の大型学園祭「東京クロスオーバー・サミット」への出店を予定。
ヴォークス・トレーディングは食の専門商社として、国内外に自社農場・提携農場・加工工場を展開し、「安全・安心な食品を世界に届ける」という理念のもと、フード・エンジニアリングによる一貫体制を強みに事業を展開しています。本授業は、同社が主力商品として扱う「本わさび」のグローバル販路拡大をテーマに、経営学科グローバルビジネス専攻の2 年生が、実践的にグローバルマーケティングを学ぶ産学連携の取り組みです。
同専攻では、日本人学生と留学生がともに学んでおり、貿易実務や国際物流の知識に加えて、英語・中国語などの語学力を磨き、国際ビジネスの現場で求められる実践力を養っています。また、本学では、学生一人ひとりを「自分自身がひとつの会社」として捉え、経営感覚を育みながら主体的にキャリアを築く独自の教育プログラム「マイ・カンパニー制度」を展開。本プロジェクトはその一環として、実社会と直結した "実学"の場として実施されています。
学生たちはまず、ヴォークス・トレーディング本社を訪問し、企画部と香辛料事業部香辛野菜部、それぞれのご担当者からお話を伺いました。「本わさび」は、実物を用いての説明があり、葉から茎、根まですべて食すことができること、葉はパウダーに加工してふりかけやお菓子に、茎はたこわさ等の料理に利用されるなど、無駄なく利用されている点を学びました。
また、現在の海外市場での需要や、各種わさび商品の事例、輸出における課題についても理解を深めました。
学校に戻った学生たちは、提供された本わさびを実際にすりおろして試食し、香りや風味を体感しました。中には、わさびに苦手意識を持っていた学生もいましたが、本わさびの辛さというより風味が強く甘みも感じられることに驚き、わさびのイメージが変わったという声もあがりました。その後、各グループに分かれマーケティング戦略を検討。グループは中国東北地方、広東地方、四川・重慶、江蘇省、ベトナム、ミャンマー、ネパール、台湾、フィリピン、日本の出身者で構成され、自国の食文化や市場特性を踏まえながら、専門料理店へのインタビューなども行い、現地ニーズの掘り起こしや販路開拓に向けた実現可能なマーケティング戦略を検討しました。
各グループは、自国の食文化や消費者の嗜好を活かしながら、市場の特性に合ったマーケティング戦略を考え、現地での日本食の受け入れ方や、食習慣・調理法など多角的な視点から分析を行い、ターゲット設定や販路戦略を含む、ユニークな提案を行いました。プレゼンテーションでは、留学生も日本語で堂々と発表。日本人学生とのチームワークを活かし、戦略の背景や狙いを明確に伝えながら、説得力のある発表にまとめていました。
中国(四川・重慶):麻辣料理に爽やかさを加える調味料として、辛味と香りの強い料理に清涼感をプラスした「冷菜料理」を提案。
中国(江蘇省):同地で高まる自然由来のスキンケア需要に着目し、本わさびの抗菌・抗酸化作用を活かした「わさびフェイスパック」を企画。信頼性の高い日系ブランドとのコラボにより、話題性と販路拡大をねらった提案。
フィリピン:外食機会が多い現地の食文化に着眼し、屋台やレストランでの提供を通じてわさび製品の認知拡大を図るプラン提案。
教員コメント
物流から商品開発までを担う企業と連携した今回の授業は、資格対策の座学では得られない、実社会とつながる "実学" の貴重な機会となりました。自分たちが学んできた知識が、実際にビジネスの現場でどう活用されるのかを実感できたことは、学生にとって大きな学びになったと思います。また、日本語ではやや遠慮しがちな留学生たちも、自分の国や文化というアイデンティティを存分に発揮して堂々と発表していた姿がとても印象的でした。留学生の多様な背景が活かされる授業となり、チーム全体の提案にも良い影響を与えていたと思います。
プロジェクトの発展として、2025年10°25日・ 26 日に21世紀アカデメイアが主催する「東京クロスオーバー・サミット」にて、本わさびを使ったハンバーガーを販売する予定です。本イベントは、21世紀アカデメイアグループに属する東京地区の6 つのアカデミーが集結し、異分野の学生が協働して社会に新たな価値を創出することを目的とした、実践体験型の大型学園祭です。本授業を受けた学生たちは、ハンバーガー専門店との産学連携授業を通して、ハンバーガーの試作から価格設定、売上計画、プロモーションまで一貫して企画。商品開発と販売戦略を通じて、実践的な学びを深めていきます。
■東京ビジネス・アカデミー経営学科グローバルビジネス専攻についてhttps://www.tsb-yyg.ac.jp/department/business-administration/global.html国際色豊かな環境で語学力(英語・中国語)を磨き、貿易実務のスペシャリストをめざして、国際物流や貿易にかかわる仕事で活躍するスキルを身につけます。留学生も多く在籍し、日本人学生とともに学ぶ環境の中で、多文化理解や異文化コミュニケーション力も自然に身につき、グローバルな感覚を養うことができます。また、在学中から貿易実務検定®やビジネス実務法務検定などの資格取得にも挑戦し、卒業後には国際ビジネスの現場で即戦力として活躍できる人材を目指します。実践的な学びに加え、産学連携プロジェクトのような実社会に結び付いた学び、 "実学"を重視した教育を行っている点も大きな特徴です。
■株式会社ヴォークス・トレーディングについてhttps://www.voxtrading.jp/jp/株式会社ヴォークス・トレーディングは、高い専門性と技術力を駆使し、食品の未来を創造する「食」の専門商社です。国内外に自社農場・提携農場および加工工場を有し、生産から加工・出荷までを一貫して管理する「フード・エンジニアリング」を強みに、安全・安心な食品を安定供給しています。主力事業は、青果物・香辛料・冷凍食品・調味料などの原料調達および輸出入。特に、日本が誇る本わさびやしょうが、にんにくなどの高品質な香味野菜を国内外へ届けることで、世界の食卓と日本の食文化をつなぐ役割を果たしています。また、グローバルな視点での新市場開拓や海外販路の拡大にも力を入れており、「日本の食の魅力」を世界に発信するためのさまざまな取り組みを進めています。
第4次産業⾰命が急速に進展し、ロボティクスや⼈⼯知能(ai)が社会に広がっていく時代には、⼈材に求められる条件が根本から変わっていきます。
その結果、ただ⼤学で「知識」を学んだだけの⼈材は、⽣き残れません。
また、ただ専⾨学校で「技能」を⾝につけただけの⼈材は、活躍できません。
これからの時代、職場や企業、業界や社会において優れたリーダーシップを発揮して活躍する⼈材は これからの時代、職場や企業、業界や社会において優れたリーダーシップを発揮して活躍する⼈材は
21世紀アカデメイアでは、この人材を「ファイブ・スター・プロフェッショナル」(ファイブスターズプロフェッショナル)と名付け、その育成のための独⾃の実践体験的なカリキュラム、「セブン・ステップ・カリキュラム」を開発し、すべての学⽣に提供しています。
学校法人学校法人理事長・学長田坂広志
東京大学卒業。同大学院修了(工学博士:原子力工学)。
総理大臣の特別顧問である内閣官房参与、世界の大統領・首相が集まるダボス会議のメンバー、4人のノーベル平和賞受賞者が特別会員を務める世界賢人会議・ブダペスト・クラブの日本代表などを務め、国際的に活躍。
『田坂広志 『田坂広志
『知性を磨く』 『教養を磨く』 『運気を磨く』 『人間を磨く』
『成長の技法』 『仕事の思想』 『仕事の思想』
など、多岐にわたる分野で国内外100冊余の著書を上梓。
2023年4月から、学校法人 21世紀アカデメイア 21世紀アカデメイア
2024年9月から、オンライン国際大学や国際シンクタンク、多文化教育の普及財団、カリフォルニア州姉妹都市協会などと連携した21世紀アカデメイア・グループ代表にも就任。
文創小物が千年の文化を「生き生きとさせる」
山東省済寧市曲阜では、「三孔」(孔廟・孔府・孔林)観光地の「三孔ギフト」シリーズである冷蔵庫マグネット、盲盒(ブラインドボックス)、しおりから、孔子博物館の「6センチの戦国時代の小玉馬」を原型にデザインした黄玉馬バッジ、ぬいぐるみ、キーホルダー、クッションまで——「儒教文化」をテーマにした文創製品は、観光客が「孔子の故郷」を訪れた後、思い出の品として真っ先に選ぶものとなっている。
曲阜にとって、文創製品は単なる「お土産」ではない。それは儒教文化を通じて中国の物語を伝える媒体であり、文化財を倉庫から蘇らせ、新たな生命力を与えられるようにし、曲阜市の文創産業の発展方向をリードし、儒教文化の「古今の対話」を橋渡しし、最終的に観光消費の新モデルを構築する役割も担っている。
孔廟内の杏壇や詩礼堂を原型にデザインした「砂時計式冷蔵庫マグネット」は、今年の夏休みには供給が需要に追いつかない「品切れ人気商品」となった。この人気商品のアイデアには巧みな思いが込められている——孔子が杏壇で弟子に教えを授けた古典的な場面や、詩礼堂の千年の銀杏の木がインスピレーションの源となっている。砂時計式冷蔵庫マグネットだけでなく、現在観光地では30種類以上のクリエイティブな金属製冷蔵庫マグネットも発売しており、素材もガラスから樹脂、木材、さらには金属へと進化を重ねている。文化的場面の再現度と新しいデザインが魅力となり、こうした小型文創製品は常に観光客の人気を集めている。
孔子博物館にも「砂時計式冷蔵庫マグネット」のような小型の人気文創商品が数多くある。その中でも、館蔵の「6センチの戦国時代の小玉馬」を原型に開発したシリーズ製品(黄玉馬バッジ、ぬいぐるみ、キーホルダー、クッションなど)は、多くの若者の心を掴んでいる。
観光地から博物館に至るまで、「儒教文化」を核心として打ち出した文創製品は、曲阜ではすでに「大而全(大きくて種類が豊富)」から「小而精(小さくて精緻)」へと転換している。これらの小物には、曲阜の歴史的物語だけでなく、若者が伝統文化と対話する新しい方法も隠されている。「砂時計式冷蔵庫マグネット」をそっと揺らすとき、「小玉馬」キーホルダーをバッグにつけるとき——曲阜での旅行の思い出は具体的な形を持ち、2000年以上の儒教文化もこれらの文創製品を通じて、より生き生きと、より親しみやすい姿で、より多くの人々の生活の中に溶け込んでいる。
現在の曲阜では、文創はすでに「持ち帰れる商品」という位置づけを超え、中に入って体験し、消費できる生活空間へと変貌している。曲阜の取り組みは、文化産業の発展方向に明確な答えを示している——文化の深みと創意の活力が、本当に経済社会の隅々まで浸透したとき、これまでにない発展の新たな原動力を引き出し、伝統文化に新たな時代におけるより強力な生命力を与えるのだ。
山東省済寧:源遠ければ流れ長く、根深ければ葉茂る
今年は孔子誕辰2576周年に当たり、「2025中国国際孔子文化節」が9月27日から28日にかけて山東省済寧市曲阜で開催される。
歴史に名を刻む済寧の文化は燦爛として華やかだ。古くからの孔廟、孔府、孔林から、数多い漢碑や漢時代の画像石に至るまで、一つ一つの文化財は先人の知恵と創造力の結晶である。今日の済寧は、国際孔子文化節というプラットフォームの優勢を活かし、文化の掘り起こしと解釈を強化することで、中華文明が持つ独特な精神的魅力を、この地でますます明確に、そして具体的に示している。
伝統と現代の融合を見せる
秋の気配が深まり、街に灯がともる頃、山あいをそよぐ微風に包まれた、済寧市曲阜の尼山山麓にある魯源村は、静かで落ち着いた雰囲気に満ちている。色とりどりの灯りが路地を飾り、村を散策すれば、童話の幻想的な世界に迷い込んだような気分になる。
デジタル技術の賦活、スマート化の応用、没入型体験を通じて、済寧は伝統文化の現代的表現方法の絶え間ない革新を続けている。明故城、尼山夜間観光など「十大新たな場景」を打ち出し、魯源村といった一批の重要プロジェクトを完成・運営にこぎ着けた。文化の「二つの創造」(創造的転換と創新的発展)と研修旅行を密接に結びつけ、観光文化消費の活力を持続的に喚起している。
近ごろ、アニメ映画IP『長安三万里』に基づいて改编された同名のVR(仮想現実)映画が済寧博物館で上映された。詩仙・李白が「故郷」済寧と“出会う”ことで、千年の時を超えた文化的共鳴の幕が切って落とされた。観客は李白や高適などの名人たちの傍らに寄り添い、朱雀大通りを歩き、岐王府を拝謁し、黄河の岸辺で酔いしれた李白が『将進酒』を吟じるのを横になりながら聴き、仙鶴に乗って瑰麗な天宮へ飛び立ち、気象万千たる大唐の盛景を自ら体験できるのである。
科技の賦活を基礎として、済寧市任城区は、博物館、河道総督署遺跡公園、太白楼、浣筆泉、運河記憶などの観光名所を有機的につなぎ、同頻共鳴させることで、済寧の観光文化シーンにおける新たなランドマークとしている。
現在と未来に影響を与える
朝もやの中の微山湖はきらめく波をたたえ、一隻の赤い(革命精神を伝える)宣伝船が水面を滑るように進む。宣伝員が拡声器を手に船首に立つと、力強い声が水音とともに岸辺の「連家船」(船を住居とする家)へと届く。
湖區住民の居住が分散し、流動性が高いという实际情况に対応するため、微山県は独自の特色を持つ「湖上宣伝」を展開している。赤い流動宣伝船が高楼郷渭河村などの水域を交替で行き交い、宣伝員たちが船べりに立ち、埠頭に集まり、「固定の講壇」を「流動する教室」に変えている。
微山県南陽古鎮では、地元の赤い歴史に詳しい老党員や老兵士を選抜して宣伝隊を結成し、改装した漁船に乗り、かつて抗日救国で知られた水路に沿って航行する。鉄道遊撃隊の故郷で、「赤い血脈」を継承しているのである。
湖上の宣伝船から街角の公園の拠点まで、赤い物語から民生政策の解説まで、済寧は優れた伝統文化が持つ価値の導引力と文化の結束力を不断に発揮し、優れた伝統文化を精神文明建設に融入させ、党の革新理論が人々の心に浸透するよう推進している。
今年の教師節(9月10日)前、済寧の約千校の小中学校が一斉に「拝師礼を行い古韵を継承し、師を敬う心で新風を継ぐ」敬師礼活動を展開した。生徒たちは衣冠を正し、師と先賢を敬い、先生に感謝のカードを捧げて敬意を表した。教師たちは筆を執って返礼し、師を尊び教育を重んじる雰囲気が大いに盛り上がった。
近年、済寧は孔子文化の授業への導入を積極的に推進し、「礼をもって教えを促す」モデルを構築し、「儒雅育人」「徳行少年」「養教有方」といった全環境立德樹人シリーズブランドを打ち立て、文化で人を教化し、徳で心を潤すことを促進している。
中国と世界を結ぶ
曲阜にある中華優秀伝統文化国際研修キャンプ地に足を踏み入れると、子供たちはたちまち、伝統と現代が融合した建築様式、豊富多彩な課程活動や非遺体験に引き込まれる。国内の研修チームに加え、このキャンプ地は海外への中華文化発信の重要なプラットフォームともなっている。キャンプ地内では、すべての街灯の基部に6か国語で『論語』の經典的な文が記されており、至る所に「国際的な風格」が漂っている。
さらに、済寧は孔子研究院、孟子研究院、尼山世界儒學センターなどの研究機関を拠点に、16大学と共に尼山世界儒學センター連合大学院を設立し、これまでに累計2553名の大学院生を募集・育成してきた。同時に、国内外から23名の儒学研究ハイエンド人材を招聘し、12の儒学研究ハイエンド学術チームを組織し、国際儒学研究分野における领先的地位を持続的に強化している。
先日、世界各国から集まった写真家たちが曲阜の孔廟を訪れた。雄大壮麗な万仞宮牆、気勢磅礴な古建築群、刻工精湛な石碑の数々に、彼らは深く感嘆の声を上げた。写真家たちが撮影した一枚一枚の写真は、済寧の歴史の底蘊と現代の華やかな篇章が互いに照り映える様子を生き生きと写し出していた。
国際孔子文化節を41回連続開催、尼山世界文明フォーラムを11回開催、国際友好都市に「中華文化の角・尼山書屋」を5か所設置し、「視聴済寧」「文化済寧」「済寧を歩いて読む」といった一連の対外宣伝プロジェクトを1300以上定常的に展開する…。長年にわたり、済寧は頻繁な人的文化交流活動を通じて、絶え間なく中国の物語を発信し、中国と世界が交流し、互いに学び合う架け橋を築き上げてきた。
国際孔子文化祭から伏羲文化まで 千年の文化脈が新たな楽章を奏でる
済寧は、千年の文化脈に浸る都市であり、儒家文化の発祥の地であるとともに、中華優れた伝統文化の重要なルーツの所在地でもある。「至聖先師」孔子の故郷として、済寧の孔子文化は長い歴史を持ち、毎年開催される国際孔子文化祭は、世界文明イニシアチブの実践・文明交流・相互参照の深化に係る有効なキャリアとして、世界の文明対話を推進し、各国人民の友情を深めるなどの面で、ますます積極的な役割を発揮している。
さらに済寧の土地では、輝かしい孔子文化のほか、済寧市微山県も深厚な歴史文化的底力を擁している。伏羲文化、運河文化、梁祝文化がここで輝きを交わし、それぞれ微山特有の文化図譜を共同で構成している。その中でも微山の伏羲文化は、この土地に濃厚な歴史の重厚感を加えている。
微山伏羲廟は鳳凰山を背に、微山湖を前に臨み、廟の後ろにある「羲鳳泉群」から湧き出る泉が小川となり、「山-湖-泉-廟」の天然な聖なる風景を形成し、古風さと機動性を満ちた姿を見せている。この貴重な文化遺産を守るため、微山県は近年多くの努力を払ってきた。国家文物局の主導のもと、北宋熙寧七年(1074年)に再建された伏羲殿、陵墓台及び女媧殿に対し「古い様子を保ったまま修復する」大規模な修復工事を実施し、宋・元時代の建築の姿を成功裏に回復させ、全国で唯一の「陵墓と廟が一体となった」稀有な例の完全性を確保した。さらに、伏羲廟周辺の生態環境に対し、微山県は生態协同治理を展開し、聖母池泉、六合泉など7つの主要な泉眼に対し水質モニタリングと生態修復を実施し、「聖なる水」の景観が長期的に維持されるようにした。
文化の伝承と発展においても、微山県は止まることなく前進している。今年、微山県は「中国伏羲文化重要起源地研究」という国家級課題の立ち上げを行い、中国民間文芸家協会起源地文化研究センターと連携し、伏羲文化の遺伝子解読に堅固な学術的支援を提供している。また、微山県では千年にわたり続いている春の伏羲祭祀の伝統が、今でも生きた形で伝承されており、連続して開催されている「伏羲への敬意を表す大典」では、古い儀礼に厳格に従い太鼓を打ち鐘を鳴らす、祭文を恭敬に読むなどのプロセスを設定し、毎年多くの文人や観光客を惹きつけて参与させ、中華優れた伝統文化の革新的な発展に係る重要な実践となっている。
孔子文化の世界的な普及から、伏羲文化の丁寧な守護と革新的な発展に至るまで、済寧は多様な文化形態で、中華優れた伝統文化の伝承と発展に係る新たな一ページを書きつつあり、千年の文化脈が新しい時代に引き続き輝きを放つようにしている。
2025年度「東京ビジネスデザインアワード」 デザイン提案の募集を開始 | AXIS Web
東京都が主催し、公益財団法人日本デザイン振興会が企画・運営を行う「東京ビジネスデザインアワード( TBDA )」は、2025 年度の参加企業のテーマを発表し、デザイナーからの提案募集を開始する。募集期間は2025年9°3
2012年年にスタートし、今年で14回目となるTBDAは、都内の中小企業が有する技術や素材などをテーマに、課題解決力・提案力に優れたデザイナーとの協業を通じて、新商品や新規事業の開発を促進することを目的としたアワードである。
今年も、幅広い領域の企業から8つのテーマが選出されている。デザイナーからの提案を募集し、企業とデザイナーの提案がマッチングすると、プロジェクトの実現化に向けた協働がスタート。プレゼンテーション方式の最終審査を経て、2026年2 月に最優秀賞・優秀賞が決定する。
2025年年度テーマ概要
テーマ「木や紙の風合いを保ちながら不燃化させる技術」株式会社アサノ不燃(江東区)
木材にホウ酸などを用いた「セルフネン液」を特殊技術により含浸。木材の風合いはそのままに、延焼せず、有毒ガスを出さないという「燃えない」木材を開発。木塗り壁、和紙、繊維なども独自の技術で不燃化し、建築材の新たな可能性を切り開いている。
テーマ「精密金型メーカーが誇る高精度なバイオプラスチック射出成形技術」日進精機株式会社(大田区)
「乳酸菌(ラクトバシラス)+でんぷん」からつくられた植物由来の生分解性樹脂(pla 樹脂)。pla 樹脂は、単一素材では大変に成形し難い被加工材だが、同社は樹脂成形に必要な射出成形機および金型構造や成形の条件出しに高い技術とノウハウを備えている。
テーマ「デジタルの精度と手仕事の技量が共存する加工・生産体制」株式会社サルトル(新宿区)
再現性の高いデジタル加工と、人の手による仕上げを組み合わせることで、温もりと精度が共存する製品づくりを実現している。また、素材の源流である林業や産地と連携し、素材を無駄なく活かす設計・加工・生産体制の構築を目指し意欲的に活動している。
テーマ「個別化された情報を正確安全に届けられる、印字とフィルム圧着書面」昭和印刷株式会社(江戸川区)
自社システム開発と、細かな種類別のデータ印字など、顧客の要望に沿った送付物の印字が可能な技術と、重要文書の作成発送で実績のある、フィルム圧着葉書を強みとしている。近年は新規事業へ投資するなど新しい取組みにも挑戦していきたいと語る。
テーマ「食品衛生法クリア・アレルゲンフリーの光造形3dプリンタ用レジン」専門の材料研究所株式会社(新宿区)
日本製低アレルゲン水洗いレジン。本テーマは食品衛生法に適合し、アレルゲンフリーかつ、造形後に水と台所用洗剤だけで安全に洗えてその廃液も水道に流せる特徴を持つ。レジンに紫外線を当てて薄い板を積み重ねて立体を造形する「光造形3Dプリンタ」で使用できる素材。
テーマ「多様化・複雑化する紙の表現に対応するワンストップ印刷製造技術」株式会社スバルグラフィック(中野区)
企画・デザイン・プリプレス・加工・仕分け・梱包・発送までを一貫して手がけるトータルソリューション企業。創業以来、製版技術と色補正技術を強みとして、視覚と触覚の両面に訴える「触れる印刷物」を生み出す体制を整えている。
テーマ「電源不要、トップクラス性能の高輝度蓄光素材」株式会社ユーモラス(目黒区)
太陽光を蓄えて夜間に発光する高輝度蓄光素材。最新の技術を応用し、電気代、メンテナンス、電気工事がすべて不要で半永久的に使用できる特徴を持つ。Humourousは世の中の困りごとに役立ちたいとユーザーに寄り添うものづくりを目指している。
テーマ「多品種の金属表面に豊かなCMF表現をもたらす特許技術」株式会社フロント(新宿区)
各種金属部材に、塗料あるいは薬剤で色層を生成し、それを研磨することによってさまざまな新しい仕上げや表情を実現。各種メッキ鋼板、耐候性鋼板、ステンレス、アルミ、銅、真鍮、チタンなど、どの金属でも適用することができる。内装材はもちろん、外装材としても幅広く使える可能性を持つ。
東京ビジネスデザインアワードの特徴
新規アイテムの開発だけがゴールではなく、審査の段階から各分野の専門家で構成される審査委員会からコンサルテーションを受けられ、実践的なアドバイスを得られるなど、デザイン・財務・流通・広報などの多面的な支援体制が 3年度にわたって継続的に提供される。
さらに今年度より、提案を実現する上で重要となる意匠権および商標権などの産業財産権の取得に関して、...
「ビジネスチャンスEXPO in TOKYO」を開催します! | 2025年
株式会社東京ビッグサイトは東京商工会議所と共催し、2025年11126開催に伴い、 6月9詳細については、ウェブサイトをご覧ください。
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泉林泉群
泉林泉群は、山紫水明で草が青々と茂り、百花が咲き誇る素晴らしい場所です。そこの風景は言葉で形容しきれないほど美しく、水は底まで透き通っており、木々は枝葉が繁栄しています。
中に入ると、まず目に入るのは泉の筆頭・紅石泉です。なぜ「紅石泉」と呼ばれるかというと、泉の底から赤い砂が噴き出すからだと言われています。日光の下では、観光客が「祈り」のために投げ入れたキラキラする硬貨がはっきりと見え、それらはまるで光を反射する銀の薄片のようです。
さらに奥へ進むと、誰もが知っている亀馱碑(かめだひ)に出会います。文字通り、亀の石像の上に石碑が載っているのが亀馱碑で、碑に刻まれた文字は風雨にさらされてすっかり褪せてしまいました。観光客や子供たちはいつも亀の体を触ってみるので、亀の体はとても滑らかになっています。
亀馱碑の西へさらに進むと、大きな銀杏の木のそばに着きます。
この銀杏の木は千年も生き続けていると言われています。老木でありながら、さまざまな風雨に耐えても依然として枝葉が繁茂し、太い幹や密生した葉、それにしっかりと地中に根を張っています。木から風になびく赤いリボンは、まるで銀杏の髪に飾りを加えたようで、遠くから見ると、銀色の葉の間に赤いリボンが混ざり合い、とても美しいです。
さらに奥へ進むと、陪尾山(ばいびさん)の西の麓にある黒虎泉に到着します。黒虎泉は大きな黒い洞穴から湧き出し、その音が虎の咆哮のようだという理由で「黒虎泉」と名付けられました。明代の治河都御史・章拯は「品推黒虎勝、合作玉树流」と詩で賞賛しています。泉がどんどん流れる様子を見ていると、悩みがすっかり忘れられ、その世界に浸ってしまいます。
ここでは、私たちは思い切り大自然を抱きかかえ、深厚な歴史的底力を感じ取り、いつまでも戻りたくないと思うほど楽しんでいます。
これが泉林泉群です。私の美しい故郷が持つ泉林泉群です! これまでどれだけ名所を訪れたかにかかわらず、私はどれよりもここが好きです!
孔子の知恵と地球科学の出会い——国際地球科学オリンピックが濟寧で文明対話の新たな章を綴る
「仁者は山を楽しみ、知者は水を楽しむ」という孔子の古の哲学的思考と、現代の地球科学が自然を探求する精神とが山東省濟寧で出会い、国境を越えた科学の祭典がきらめく光を放ちました。8月8日、第18回国際地球科学オリンピック世界決勝大会が濟寧で幕を開け、世界31の国と地域から集った生徒・教師210名が、10日間にわたる日程で地球科学を絆に深い知識の交流を展開し、精彩ある文明対話を繰り広げます。
12の国際科学オリンピックの一つである国際地球科学オリンピックは、2007年の創設以来、世界の青少年が地球科学の素養を示し、地球の奥秘を探求する重要なプラットフォームとなっています。今大会は「孔子の知恵、地球の未来——探求と革新」をテーマとし、個人理論テスト、野外実践調査、地球科学知識展示、チーム協働チャレンジなど多様な环节を設け、地球科学を愛する人材を育成するとともに、東西の知恵の衝突を通じて、地球の未来を守る新たな思路を見いだすことを目指しています。
大会期間中、师生らは文化視察活動を行いました。この活動は、遠路はるばる訪れた师生らが濟寧の文化の魅力を没入体験する扉を開くものです。彼らはグループに分かれて曲阜の尼山聖境を訪れ、孔子生誕の地で儒教文化における「天人合一」の思想を体感し、儒教文化の精神的ルーツを探りました。また、世界文化遺産「三孔(孔廟・孔府・孔林)」を訪問し、孔廟の彫刻が施された梁や彩色の絵画、孔府の素朴な建築、孔林の緑濃い松や柏の木々の下で、中華伝統文化の博大な深さを堪能しました。
孔廟の大成殿前で立ち止まり、『論語』の「朋あり遠方より来たる、また楽しからずや」という經典の解釈に一同で耳を傾けた师生らは、「これは大会の『競技を通じて友を知る』という理念と完璧に合致します。科学は私たちを集わせ、文化は私たちを理解し合わせます」と感慨深く語りました。引率教師のAnna Anglisano Roca氏は、「これまでは孔子のことを聞いたことがあるだけで、その事績を少し知っている程度でした。しかし、今この場に身を置いて、初めて儒教文化の博大精深さを真に感じました。その思想、その歴史、すべてがとても魅力的です」と心から賞賛しました。
尼山聖境では、フィンランドの選手は眼前の光景に完全に震撼させられ、「ここはとても神秘的です!巨大な孔子像は雄大で、景勝地全体は息をのむ美しさです。自然風景もフィンランドとは全く異なり、どこもかしこもが驚きの連続です。私はここが大好きです」と語りました。
この言語と地域を越えた文化の旅は、若き学徒たちに中華文明のルーツを確かに触れさせるとともに、彼らの心の中に文明互鑑の種を静かに蒔き、異なる文化が交流の中で人の心を動かす火花を散らさせることに役立ちました。
深みのある文化探訪に加えて、自然と人文が織り成す濟寧の独特の魅力は、师生らに深い印象と名残惜しい思いを残しました。彼らは濟寧の太白湖で散策し、現代都市の喧騒の中で自然生態の美しさを感じ取りました。鄒城の鳳凰山、曲阜の石門山に足を運んで実践調査を展開し、探求の中で自然が造り出した神秘を感じ取りました。汶上の南旺分水拠点で足を止め、京杭大运河という歴史的な偉大なプロジェクトに込められた古人の知恵と磅礴たる気魄に深く驚嘆しました。
2025年日本大阪万博中国館山東イベント週間、開催に成功
2025年日本大阪国際博覧会(以下「大阪万博」という)中国館山東イベント週間(以下「山東週間」という)は7月29日から31日まで開催されました。山東週間は「永遠の斉魯、未来に青を捧ぐ」をテーマとし、大阪万博会場を中心に、日本、韓国、マレーシアなどRCEP加盟国を対象に計23件の展示会、文化交流及び経済貿易促進イベントを集中的に実施し、山東省が対外開放・グリーン発展などの分野での新たな成果、新しい姿像、新たなチャンスを全方位的に紹介し、日本及び世界各国との多岐にわたる交流協力の推進に貢献しました。
開会式暨び2025対話山東—日本・山東産業協力交流会合、テーマ展示、都市の日、日中科学技術イノベーション協力交流会合、「海洋10年」国際協力センター特別イベント、山東入国観光説明会、館際交流、斉魯文化パフォーマンス及び無形文化遺産展示、省情PRビデオ放映及びドキュメンタリー上映、多分野経済貿易プロモーション会合などの一連のイベントを通じ、多角的かつ立体的に「山東の物語」を伝え、万博プラットフォームの国際文化交流及び貿易投資促進機能を効果的に最大化しました。山東週間は中国館から、今回の万博開幕以来、規模が最も大きく、影響力が最も広い省レベルの週間(日)イベントであると評価されました。
山東週間開催期間中、来賓及び来場者は3万6000人以上を数えました。大阪府、山口県、和歌山県など日本の地方自治体、日本国際博覧会協会、ジェトロ(日本貿易振興機構)、日中経済貿易センター、関西経済連合会など20以上の商工会議所・協会組織、並びに伊藤忠商事、三菱グループ、スズキなどの世界500強企業や、日本の愛知県系企業、日清食品などの業界トップ企業が山東週間に集結し、山東省と対話し、協力について協議を行いました。
Facebook、X、Instagram、YouTube、TikTokなどの国内外のSNS・メディアプラットフォームはじめ、中央メディア、山東省地方メディア、株式会社朝日新聞社、株式会社産業経済新聞社、PR Newswire(メイトン・コミュニケーションズ)、AAP(オーストラリア共同通信社)など50以上の国内外メディアが山東週間の報道に参加しました。暫定統計によると、山東週間関連のニュース記事及び新メディアコンテンツの閲覧数は約7000万回に達し、山東週間期間中には20件以上の対外協力プロジェクトが締結されました。
2010年上海万博以来、山東省は中国館山東イベント週間を6回連続で開催しています。中国国際貿易促進委員会(中国貿促会)副会長、大阪万博中国館政府総代表の李慶霜氏は講演の中で、「万博は人類文明が交わり合い、相互参照する舞台であり、ここに深い『山東の記憶』が刻まれている」と指摘しました。山東省副省長の陳平氏は講演で、「山東省政府は常に万博事業を重視し、積極的に参与しており、万博プラットフォームを活用して省・直轄市・自治区レベルのイベント週間を開催する歴史が最も長く、規模が最も大きく、影響力が最も広い中国の省の一つである」と述べました。
済寧微山:中医薬文化ナイトマーケットが「健康ブーム」を巻き起こす
夏の夜の暑さがまだ残る中、微山県の運河国医堂は多くの人で賑わい、薬草の香りが漂いました。ここで、ユニークな「中医薬文化ナイトマーケット」が開催されました。町の「活気」と中医の「健康養生」が融合し、伝統的な中医薬文化が「夜のライフスタイル」に取り入れられ、大勢の人が体験に訪れました。今回は40人以上の中医学やリハビリテーションの専門家が無料診療を行い、普段は予約が取りづらい「SNSで人気の中医師」も来場し、市民と直接健康相談を行うなど、「ワンストップ」の健康サービスを提供しました。
ナイトマーケットを楽しむのは、日常から離れたリラックスした時間を求めてのこと。「昼は学業や仕事、夜は健康管理」というスタイルは、働く人や学生にとってより便利な機会を提供しました。望聞問切(四診)による「オーダーメイド」の治療方案の提供に加え、推拿、お灸、ツボ貼りなど中医独自の技術を体験できるブースは特に人気で、絶え間なく長い列ができるほどでした。専門家が灸条で肩や首に灸をすえると、温かな熱気がゆらゆらと立ち上り、推拿師は手のひらで正確にツボを押し、体験者からは驚きと称赞の声が上がりました。
若者にとって、この中医薬ナイトマーケットは、伝統文化が新たな形で若者にアピールする成功例と言えるでしょう。中医薬文化に直接触れることで、「中医は高齢者向け」という従来のイメージが変わりつつあります。会場では、中药香囊作り、中药に関する楽しいクイズゲーム、生薬の展示と解説など、多数の体験プロジェクトが用意され、若者たちから「とても楽しい」と好評でした。
楽しむだけでなく、医療関係者たちは中医薬文化にちなんだパフォーマンスを披露し、中医の伝統養生法「八段錦」を自ら実演しました。人々が医療サービスを体験するだけでなく、中医薬文化の深い意味をより直観的に理解できるように配慮しました。広場は「移動する中医博物館」と化し、ナイトマーケットという形で感じ、触れ、体験できる活動を通じて、伝統的な中医薬文化が次第に広く受け入れられ、認められるようになっています。
近年、微山県は中医薬文化の継承と革新に力を入れており、文化と観光の融合を特徴として、無形文化遺産の技術を活性化し、医薬文化のIP(知的財産)を構築しています。大運河歴史文化街区では、運河国医堂を建設し、地域コミュニティと連携して運河沿いの華祖閣薬会を復活させるなど、扁鵲の鍼灸行医図といった中医薬文化のIPを打造。中医薬は大運河観光の重要な要素となりつつあります。さらに、中医薬の文化・観光・健康養生経済を発展させ、芡実醋、蓮の葉の酢、菱の実酒、健康茶など一系列のヘルスケア商品を開発し、微山島や南陽古镇など中医薬をテーマにした健康観光のモデルコースを計画、叙福居・康養城といった健康養生基地を建設するなど、中医薬文化は文化・観光と健康養生の融合の中で新たな発展の道を切り開いています。








