モータースポーツとテクノロジーが融合したエンターテインメント施設 「CITY CIRCUIT TOKYO BAY(シティサーキット東京ベイ)」 本日グランドオープン
株式会社トムス(東京都世田谷区、代表取締役社長:谷本勲、以下「トムス」)が企画運営する、モータースポーツとテクノロジーが融合したエンターテインメント施設「CITY CIRCUIT TOKYO BAY(シティサーキット東京ベイ)」は、本日、グランドオープンしたことをお知らせいたします。
「CITY CIRCUIT TOKYO BAY」は、国内最大級のEVカートを中心とした都市型サーキットで、東京23区内では唯一のサーキットコースとなります(※)。EVをはじめとするテクノロジーを活用することで、モータースポーツファンをはじめ、お子様からファミリー層、国内・インバウンド旅行者などあらゆる方々に新たな都市型サーキット体験を届けることと、次世代モビリティによるウェルビーイングの推進、EVを用いたサステナブルな社会の実現などSDGsへの貢献をミッションとしています。
10月28日から12月14日までのプレオープンフェスティバル期間には小学生向けの無料プログラムも実施し、期間中には累計5,000名以上がEVカート走行を体験。来場者はカートを初めて運転するような方々が約7割を占め、都市型サーキットが持つ可能性を示しました。また、東京ベイエリアという立地を活かして、各企業の商品・サービス発表や社内イベントの場所としても利用いただき、貸切のコーポレートイベント需要にも対応しています。
今後は、ゲーム、映像、音楽、メタバースなどあらゆるテクノロジーを取り入れ、eスポーツとのデジタルツインを推進します。開発が進み注目度の高まる東京ベイエリアにて、新たなエンターテインメント施設として常に進化を続け、一層革新的なエンターテインメント体験を提供していきます。
※自社調べ(2023年12月時点)、東京都23区内におけるモータースポーツ・サーキットコースとして
■チケット情報
コース
コンテンツ
対象
料金(税込)
※18:00以降は夜料金となります
屋外
SKY TRACK
通常走行
身長150cm以上
平日昼3,500円、夜4,000円
休日昼4,000円、夜4,500円
屋内
LIGHTNIG TRACK
通常走行
身長105cm〜150cm
昼2,000円(昼のみ)
屋内
LIGHTNIG TRACK
プロジェクションマッピング演出走行
身長105cm〜150cm
夜3,000円(夜のみ)
※上記チケットの購入者を対象にシミュレーター運転無料
※ヘルメットの無料レンタルあり/フェイスカバーの着用必須(フェイスカバーの販売あり)
■営業情報
開業日
2023年12月17日(日)
営業時間
平日=14:00〜22:00
休日(土日・祝日)=10:00〜22:00
※予約可能枠は公式サイトをご覧ください
※18:00〜22:00の夜時間帯は屋内コースにて特別仕様のプロジェクションマッピングを実施
※キッチンカー出店は土日・祝日11:00〜19:00
年末年始営業
12月28日(木)まで 通常営業
12月29日(金) 10:00-22:00(休日と同じ営業時間)
12月30日(土) 10:00-22:00(同上)
12月31日(日) 休業
1月1日(月) 休業
1月2日(火) 10:00-22:00(休日と同じ営業時間)
1月3日(水) 10:00-22:00(同上)...
「役に立つのは、10年先でもいい」。量子コンピュータベンチャーに三菱電機が出資する理由 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
三菱電機グループとスタートアップを繋ぐ架け橋として2022年1月に設立された「MEイノベーションファンド」。有望なスタートアップに投資し、共創を通じて、次世代を見据えたイノベーションの社会への実装を目指している。22年5月に第1号案件として量子コンピュータ関連ベンチャーのQunaSys(キュナシス)への出資を発表したが、決定までは立ち上げから2カ月だったという。このスピードで出資を決定づけた理由は何か。そしてともに見据える未来とは。新たに始まった共創に携わる4名に話を聞いた。
「不安」と「戸惑い」から始まった共創出合いのきっかけと決断の動機
出資検討に向けて、意見交換の時間をいただけないだろうか——。QunaSysのCEO、楊天任のもとへ、三菱電機MEイノベーションファンドからのオファーが届いたのは、2022年2月のことだった。シリーズBラウンドの資金調達をしているタイミングだったものの、量子コンピュータ関連のベンチャーであるQunaSysが当時手がけていたのは、材料のシミュレーションという分野。三菱電機とダイレクトに繋がる分野ではないことから、戸惑いを感じた、と楊は語る。「これまでお付き合いがあったのは民間のベンチャーキャピタルや、事業分野につながりのある会社でしたから、お声がけいただいた理由が分かりませんでした」(楊)QunaSys CEO 楊 天任量子化学計算系のアルゴリズム、ソフトウェア開発に強みを持つQunaSysは、三菱電機の事業とは直接的な接点がない。そこをなんとかして繋げることはできないか、という不確実性へのチャレンジだった、とその理由を語るのは、MEイノベーションファンドの投資担当、峯藤健司だ。“チャレンジャーであり続ける”ことは、MEイノベーションファンドが掲げる理念の一つでもある。「不確実性の高い世の中だからこそ、CVCファンドの強みをいかして挑戦する姿勢をこの一号案件で社内外に示したい、という想いがありました」(峯藤)三菱電機 ビジネスイノベーション本部コーポレートベンチャリング推進グループ 峯藤健司2022年1月のMEイノベーションファンドの設立から、QunaSysへの出資決定までに要した時間はなんと2カ月足らず。あくまでスタートアップファーストという立場をとり、資金調達面でも意思決定の場面でも、スタートアップに寄り添う姿勢を貫く。自身も元研究者という経歴をもつ峯藤の柔軟な考え方、スタートアップに寄り添う姿勢、さらに先端技術総合研究所で行われている量子コンピュータの研究にも惹かれるものがあったと楊はいう。加えて、三菱電機がもつ社会との強いつながりも、大きな理由になった。「量子コンピュータはまだ実用化には至っていない、研究段階にある分野です。技術の研究はもちろん大切ですが、QunaSysとしてはそれに留まらず、その技術をどう社会に役立てていくか、というところまで考えていきたい。三菱電機さんは圧倒的に社会と繋がりをもっているので、新しい領域の開拓や技術を作りつつ、社会への実装まで一緒に考えていけます。QunaSysが挑戦したい領域に興味を持ってくれているので、自社独自でやるよりも、社会に繋がりやすい。そういう研究ができるのは、我々にとって、とても大きいです」(楊)共同研究でつまずかない。本当の共創を実現させるために不可欠な施策とは
MEイノベーションファンドの設立以前からスタートアップ支援に携わってきた峯藤が、今回の出資にあたり最も頭を悩ませたのは、社内のカウンターパートに誰を立てるかだったという。共同研究を円滑に進めるためには、技術理解や相性は重要な要素だ。そこで白羽の矢を立てたのが、研究者として先端技術総合研究所で量子コンピュータの利活用の技術開発などを手がける牧野兼三だった。以前からQunaSysに注目していたと語る牧野だが、異なる2社の強みをどうあわせた研究をするべきか、想像できなかったと語る。「研究のテーマ選びは、研究でどんなことをするか以上に大事なことなのです。いきなり共同研究となると、なにも準備せずにテーマを作ることになるので、お互いにやりたいことや言いたいことを言うだけになったり、気がついたら違う方向を向いている状態にもなりかねません」(牧野)三菱電機 開発本部 先端技術総合研究所 牧野兼三どれだけ一生懸命考えてステップを踏むか、準備や手順を考えたか。共同研究ならなおさら、それらは後行程になればなるほど、その研究がスムーズに進むかどうかに関わってくるという。そこで今回取り入れたのが、“リサーチデザイン”という期間だ。峯藤はこのリサーチデザインを「これから同じ船に乗って航海をするために、どの方向に進むのか、誰がどのような考え、意見を持っているのか、あらかじめ知るための時間」と表現するが、数ヶ月かけて、既存研究の紹介や、現在の量子の問題点を議論し、取り組みの方向性をとことん話し合った。QunaSysでリサーチマネージャーを務める菅野恵太は、リサーチデザインを次のように振り返る。「研究の中身はもちろんですが、人と人が共に作業するシーンでは、考え方や問題の解き方などの感覚が全然違うとやはり難しい。それを確かめられたという点でも、非常に有意義な時間でした。牧野さん達は、量子コンピュータに関する論文をしっかり読み込み、技術的なことも深く理解して、リサーチデザインの席に着いてくれました。バックグラウンドも含め、一緒にやっていけるという安心感を得られたことは、これからの共同研究においてとても大きいと思います」(菅野)QunaSys リサーチサイエンティスト 菅野恵太こういったある意味“腹を割って話せる環境作り”は特に重視していると峯藤はいう。短期的な付き合いなら、成果だけに集中することができる。しかし、中長期で関わる共同研究ではゴールまでの道のりは長く、人同士の相性や好みなどにも折り合いを付けながら共に進む必要がある。それが決して押しつけになることなく、価値観や文化を共有しあい、Give&Give で向き合っていくことこそ、MEイノベーションファンドの目指すところでもあるのだ。リサーチデザインというプロセスを通して、今の技術を正しく理解してもらえたのもよかった、と楊も続ける。「いくら量子コンピュータがすごいとはいえ、2〜3年後に何かが劇的に変わるわけではありません。そこの理解はなかなか得にくいことが多いのです。可能性ばかりを語るのではなく、不可能なことやリスクにおいても、自分たちが感じていることをそのまま素直に伝えられる関係はとてもありがたいし、そういったコミュニケーションは、これからも大切にしていきたいですね」(楊)あらたなテクノロジーと社会を繋ぐために。すぐ先の未来ではない、もっと先の世界を見据えて
リサーチデザインを9月に終え、その成果をもとにした共同研究はこれからスタートする。だが、そもそも量子コンピュータは今のところまだ実用化には至っていない分野。特殊な計算の領域で使えるデバイスになりそうだということがわかりつつある段階でしかない。それでも、実験では興味深い結果が多く集まりつつある、と菅野はいう。「量子コンピュータが面白いものであることは、もう間違いない。研究が進めば、人類が今まで使えなかったものが使える時代が必ずやってきます。でもそれが、どのくらい先になるかは、今はまだ見えません。技術の進化は早いので、すぐに役立つ技術を短期間で開発しても、それはすぐに廃れてしまいます。時間をかけて、本当に役に立つ、長く使えるものを開発していきたい。だから、それを理解し、同じ思いを持ってくださっている牧野さんはじめ三菱電機さんとの共同研究は、とても心強いですね」(菅野)しかしながら、MEイノベーションファンドがCVCである以上、気になるのはリターンの部分だ。まだどんな役に立つのか、それがいつになるのかもわからない量子コンピュータの分野で、どんなシナジーを生み出していくのか。三菱電機の二人はこう説明する。「今は、量子コンピュータがどう役立つのかを探していくことを、第一のミッションに掲げています。アルゴリズムのコアの部分をQunaSysさんに相談しながら、事業への応用の可能性も探っていくのが、一つの大きな目標ですね。ただそれだけでなく、そこに至る過程において学術的な成果を出すことも、重要視しています。どんな学会や論文に出したいかというレベル感もとても近いと感じているので、そういうところでもぜひ一緒にやっていきたいと思っています」(牧野)「相互理解が深まるとか、ナレッジが蓄積されるということも、短期的に得られる成果の一つだと思っています。副次的なものではありますが、それを積み重ねることが、中長期の成果に繋がっていくはずです。共同研究を通じて新しいプロダクトや事業を創っていくことができれば、それこそ素晴らしい成果です。日本の製造業の強みを活かして、日本を元気にしていきたいですね」(峯藤)三菱電機との共創への思いについて、楊はこう締めくくった。「これからのスタートアップは、純粋にテクノロジーを磨くだけではどうにもならないと考えています。量子は革新的な分野ですが、企業として、基礎研究を通して積み重ねた膨大な成果をどう社会に還元していくかまで、しっかりと考える必要があります。とはいえ、社会へつながるものを1から作りあげていくのはスタートアップには荷が重すぎます。既にそのつながりを持つ三菱電機と一緒に考えながら取り組むことで、スムーズな研究とよりよい成果へと繋がることを、今は期待しています。量子コンピュータはまだ研究段階で、社会に役立つ研究か否か、はじめから狙って研究できるものではありません。だからこそ、試行錯誤をくりかえし、こんなことができるかもしれないという妄想を定期的に繰り返していくことは、とても重要だと考えています。その妄想を信じて作り上げていくことが、新しい技術の実用に繋がっていくのではないでしょうか」(楊)QunaSysは、量子物理学を利用して既存のテクノロジーで成しえなかったことを実現するために、大学の研究室から派生したスタートアップだ。在籍するスタッフはそのほとんどが研究者であり、企業文化もよりアカデミアに近い。その文化を深く理解し、共に歩める土壌が、研究所を有し、社内に研究職を多く抱える三菱電機にはある。その2社がタッグを組むことで、どんなシナジーが生まれるのか。共創は今まさに、はじまったばかりだ。三菱電機https://www.mitsubishielectric.co.jp/QunaSyshttps://qunasys.com/峯藤健司◎三菱電機 ビジネスイノベーション本部。研究職として入社後、光通信技術の研究開発に従事。研究開発戦略策定や資源配分を担当した後、オープンイノベーションを起点とした新規事業開発の推進を担い、スタートアップのハンズオン支援を数多く経験。MEイノベーションファンドの立ち上げを主導。牧野兼三◎三菱電機 先端技術総合研究所 センサ情報処理システム技術部 主席研究員、博士(工学)。量子情報処理、センサ計測技術の研究開発に従事。自動車、交通、電力、ビル事業のセンサ開発を担当した後、量子コンピュータの情報処理能力に着目し研究テーマを立案、現在は量子コンピュータ活用技術の研究開発を主導。楊 天任◎QunaSys CEO。1994年生まれ。2016年に東京大学工学部機械情報工学科を卒業し、同大学院の情報理工学系研究科知能機械情報学専攻に進学。在学中の2018年2月に株式会社QunaSysを設立。量子コンピュータを社会の役に立たせることを目指し、量子コンピュータの用途を広げるアルゴリズムの研究を行いながら、量子コンピュータを利用するためのソフトウェア開発に取り組んでいる。菅野恵太◎QunaSys Research Scientist。東京大学理学系研究科物理学専攻にて、素粒子論の研究を行い、博士(物理学)を取得。2021年4月に量子情報エンジニアとしてQunaSysに入社、量子アルゴリズムの研究に従事。2022年より現職にてリサーチチームのマネジメントを行う。
『理解し、届き、伝わるマーケティング』で日本のマーケティング力を底上げ | マーケティング・テクノロジーフェア 東京 2024(第12回)
マーケティング・テクノロジー(MarTech)は、マーケティング活動をサポートし、強化するための技術やツールを指します。この分野は、データ分析、デジタル広告、コンテンツ管理、カスタマーリレーションシップ管理(CRM)、自動化など、様々な技術を包含しています。マーケティング・テクノロジーの主な目的は、マーケティング活動の効率化、顧客理解の深化、パーソナライズされた顧客体験の提供などです。例えば、ウェブサイトの訪問者行動を追跡するツール、顧客の興味や行動に基づいて自動的にパーソナライズされたメールを送るシステム、ソーシャルメディアや広告キャンペーンのパフォーマンスを分析するソフトウェアなどが含まれます。これらのツールは、企業がより効果的なマーケティング戦略を構築し、顧客との関係を強化するのに役立つことから 注目が高まっています。「マーケティング・テクノロジーフェア 東京 2024」とは?「マーケティング・テクノロジーフェア 東京 2024」は、マーケティングに関わる企業・関係者が多数来場する一大イベントで、第12回の今回は、2024年2月21日(水)・22日(木)の2日間、東京ビッグサイトで開催されます。2024年開催コンセプトは『理解し、届き、伝わるマーケティング』 相手を「理解する」、その上で適切なコンテンツを「届ける」、そして どういう企業・サービスなのかが「伝わる」2024年開催ではマーケティング担当者が根底に立ち返り、顧客との 双方向的なコミュニケーションに取り組めるような製品・ソリューションが集結します。このイベントでは、マーケティングに課題を抱えている企業に向け、データマーケティング、コンテンツマーケティング、SNSマーケティング、BtoBマーケティング、ブランディング、広告運用の実例を交え、テクノロジー活用のポイントをその分野のスペシャリストたちが解説します。なお、本イベントはセッションだけでなく、マーケティングを支援する製品やサービスなども展示されるので、知識だけでなく、エクスペリエンスも得ることができます。「マーケティング・テクノロジーフェア 東京 2024」はこんな方におすすめ多くの企業がマーケティングのデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組んでいますが、様々な課題や問題に直面し、確かな成果を得られていない企業も少なくありません。このイベントは、マーケティングのデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組もうとしている企業、または既に取り組んでいるが成功に至っていない企業の経営層や担当者と、マーケティング・テクノロジーを活用した製品やサービスを提供する出展者がお互いに協力するための機会を提供します。来場者顧客属性を分析し、売上UPにつなげたい方動画やSNSを集客に活用したい方広告/宣伝部門の人手・予算不足にお悩みの方ブランディングを通じ、利益率をUPしたい方BtoBマーケティング施策に困っている方経営層・経営企画出展者以下の製品・サービスを提供する企業データ管理 / 分析 / 活用ツールコンテンツマーケティング支援ブランディング / コンサルアドテクノロジーオウンドメディア構築 / 運用支援営業強化 / 効率化サービスマーケッティング・テクノロジーのスペシャリストたちが『最新マーケッティング事例』を紹介『マーケティング・テクノロジーフェア 東京 2024』のセミナーでは、国内外の企業や団体が、マーケティング活動における2024年のトレンドや成功事例を、産業界、学界、政府機関の様々な観点から紹介します。「データマーケティング」、「SNSマーケティング」、「BtoBマーケティング」、「コンテンツマーケティング」、「ブランディング」、「広告運用」といったテーマをピックアップし、その他多岐にわたるテーマでセミナーを構成しています。特に、主催者が企画するセミナーでは、受講者が持ち帰り自社の活動に応用できる内容でコンテンツを設計しています。ぜひとも、自社のビジネスのヒントとしてご活用ください。セミナーは2日間で約120セッションの開催を予定しており、以下にその一例を紹介します。固定観念にとらわれずに考える、競争しないマーケティング手法開催日時:2024年2月21日 9:30~10:15はなまる...
<イベントリポ>西新宿で最先端のテクノロジーを体験 東京都が「スマートシティフェスタ2024」を開催 | South65
西新宿地区で道路・公園・街区が一体となったひと中心のまちづくりに取り組む東京都が、去る10月18日(金)から20日(日)の3日間、道路や公開空地等を活用したイベント「FUN MORE TIME SHINJUKU」を開催し、多くの人たちが西新宿エリアに詰めかけた。
“訪れる人たちに楽しい西新宿を体験してもらう”を目的に都民広場、4号街路、11号街路下、新宿中央公園ファンモアタイムひろばなどで行われた同イベントでは、次世代モビリティの乗車体験やメインストリートのパークストリート化(最終日のみ)など様々な催しが開かれた。中でも「スマートシティフェスタ2024」は最新スマートサービスを体験できるとあって大人気で、編集部も初日の朝から会場を訪れてお目当てのブースに足を運んだ。
初日のイベントがスタートしたばかりの時間の様子。この日はあいにくの雨だったが、それでも熱心な新し物好きたちが会場に大勢詰めかけた。
車が人型ロボットにトランスフォーム乗用人型変形ロボット「SR-01」/三精テクノロジーズ株式会社
車両形態(ビークルモード)。
人型(ロボットモード)。
車両形態(ビークルモード)から、2足歩行で移動可能な人型(ロボットモード)に変形するトランスフォームロボットを展示。最大時速30キロで車輪走行が可能なビークルモードから、高さ約4メートルのロボットモードへの迫力の変形シーンが披露された。
<ビークルモード→ロボットモードへの変形シーン動画>
https://www.youtube.com/watch?v=VfHP69aZls8
<ロボットモード→ビークルモードへの変形シーン動画>
https://www.youtube.com/watch?v=Q9ksRityDVE
ハンググライダーで世界の絶景をバーチャル体験VRハンググライダー/バルール株式会社
日本代表選手と東京工業大学が共同開発した、実物のハンググライダーに乗って空を飛ぶ体験型VRアクティビティ。写真左手にあるモニターの映像と同じものがゴーグル内にも映し出され、CGではないリアルな空を飛ぶ体験ができる。
VRハンググライダーの映像を撮影したハンググライダー世界選手権12位の鈴木由路さん(左)と、公式戦デビューを控えた現役東大生の平塚さん。
記者もVRハンググライダーを体験。本当に飛ぶのは怖くて無理だが、VRアクティビティということで安心して空を飛ぶ気分が味わえた。
バルール株式会社Tel. 090-6106-6466
実機とバーチャルの2種類のドローン操縦を体験ドローン体験/株式会社ハミングバード
実際に飛行しているドローン映像を通したドローン目線での実機体験や、ゴーグルを使用したバーチャル空間内でパイロット目線でのVR体験など、ダイナミックなドローン操縦が楽しめるブース。
ゴーグルを装着しての実機体験。右の赤い箱を目的地までドローンで運ぶのだが、これがなかなか難しい。ゴーグル内の映像は右下のスマホにも映し出される。
時間はかかったが、なんとか無事に目的地まで箱を移送できた!
6K撮影した世界中の⾵景映像が窓の先に広がるAtmoph Window Yo/アトモフ株式会社
一見すると窓のようだが、そこから見えるのは6K撮影された世界中の高画質の風景映像。静かな川の流れや雲の動きも鮮明で、まるで旅先で眺めるような景色が自宅にいながらにして楽しめる。最大5台まで同期できるので、コンパクトなプライベートルームから広いリビングまで、部屋の広さに合わせたアレンジも可能だ。
映像は自動的に切り替わるので、眺めているだけで世界旅行気分が味わえる。
ここで取り上げた4社をはじめ、今年のスマートシティフェスタには31ブースで最新テクノロジーの数々が出展された。音楽やアート、乗り物と様々なジャンルが楽しめるので、今年見逃した人は来年こそは足を運んで体験してみてはいかがだろう。
凸版印刷、半導体原版メーカーを会社分割により設立 | 凸版印刷
凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、会社分割により、半導体用フォトマスク事業を行う新会社「株式会社トッパンフォトマスク」(本社:東京都港区、代表取締役社長:二ノ宮 照雄、以下 トッパンフォトマスク)を設立し、独立系投資ファンド インテグラル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役パートナー:山本 礼二郎、以下 インテグラル)を出資パートナーとして、この度株式譲渡契約を締結しました。
トッパンフォトマスクは、凸版印刷とインテグラルの合弁会社として4月1日から事業を開始、独立企業体として更なる成長と競争力の強化を実現し、急速な成長を続ける半導体産業への継続的なサポートを目指します。
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GovTech東京、初のテクノロジーカンファレンスを5月19日にTokyo Innovation Baseにて開催|ProductZine(プロダクトジン)
GovTech東京は、行政の現場におけるテクノロジー活用の過去・現在・未来をオープンに語る場である「ガブテックカンファレンス」を、5月19日19時〜21時にTokyo Innovation Base(東京都千代田区)にて初開催する。参加費は無料で、事前登録が必要。
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