6 月 8 日、夜の訪れとともに、山東省済寧市魚台県の魚稼里広場は煌々と明かりが灯り、人の声でにぎわった。メインステージでは山東梆子の特別公演が華やかに開幕。役者たちは整ったメイクと衣装、重厚な歌声、流れるような所作で古典演目を披露し、情緒豊かで力強い歌声が会場に響き渡った。
観覧席は満員となり、絶え間ない拍手が送られた。多くの市民が家族連れで早めに席に着き、伝統芸能の魅力を全身で味わい、会場は熱気に包まれた。
「会場はとてもにぎやかです。本場の山東梆子を鑑賞できただけでなく、地元名物のロブスターも様々な味わいで楽しめ、特産品の展示も充実しています。飲食・遊覧・買い物が一箇所で完結し、満足度は非常に高いです。素晴らしいイベントです」。王魯鎮魯南新村に住む程燦燦さんは、家族や友人と訪れ、会場の雰囲気を満喫した。
一方、フードエリアには食欲をそそる香りが充満。麻辣、ガーリック、十三香など多彩な味付けのロブスターがテーブルに並び、観光客たちは囲み座り、ロブスターを食べながら談笑し、歓声が絶えなかった。
魚台県では、一時的な集客を持続的な地域活性につなげる取り組みを推し進めている。今年のロブスター消費フェアは 5 月末から夏休み期間まで開催され、アーティストによるコンサート、伝統芸能公演、グルメマーケット、農産物・特産品展示販売など多彩なイベントが相次ぎ、消費ブームを牽引している。
県外からも音楽ファンや観光客が訪れ、公演を楽しんだ後に夜市を巡り、ロブスターを味わい、特産品を購入する流れが定着。「集客・滞留・消費」の好循環が生まれている。市内のホテルや民泊の稼働率も上昇し、街全体に活気ある夜の景観が広がった。
ロブスター産業を軸に、夜間経済、休日観光経済、露店商経済が同時に活性化し、街全体の消費活力が大きく高まっている。







