済寧市微山県:科学技術で春の管理を強化 専門家が現場指導で穀倉地帯を安定させる

啓蟄を過ぎ、万物が息を吹き返す中、微山県のコムギは返青・節伸びの重要な時期を迎えた。ここ数日、夏鎮街道の大規模穀物生産者・李福運さんの畑では、数機の無人マルチコプターが低空で畑を滑空し、ローターが生み出す気流で窒素肥料がみずみずしく育つコムギの株間に均一にまかれ、「科学技術による春の管理」の光景が微山の大地に広がっている。

「昨年秋の長雨の影響で、請け負っているコムギの大部分が晩播となり、全体的に苗の生育が弱かった。今は追肥を行い、苗を育てる絶好の機会だ」。畑の端で無人機のコントローラーを手慣れて操作する李福運さんは記者に語った。この農業用無人機は積載量 50 キログラムで、作業効率は人手の 20 倍に達し、肥料をより均一にまけるため、苗の生育もそろいやすくなるという。

科学技術機器が「空で活躍」する一方、農業技術専門家たちは「地に足をつけて」指導にあたっている。このほど、山東省農業専門家指導チームは相次いで両城鎮、魯橋鎮、馬坡鎮の 3 町の 10 カ所に深入りし、現場指導を展開。農家が科学的に春のコムギ畑管理を行うため「診察と助言」を行った。

現場で農家を指導する省農業専門家・李思同氏は、「現在は農時を逃さず除草剤による除草を行い、コムギの節伸びが始まる前に必ず完了させなければならない」と強調。生育状況の異なる各畑に対し、節伸び前の適切な時期に鎮圧作業を行うことで、苗の生育状況の改善を効果的に促し、土壌の保湿・水分維持に役立ち、合理的な群体構造の形成を助けると説明した。専門家チームは厳格に「十看(10 項目の確認)」作業法を実行し、苗の生育状況・土壌水分など各指標を現地で確認するとともに、各連携拠点ごとに技術ファイルを作成し、技術指導の一層の精密化・的確化を確保している。

今年の春、微山県は農時を捉え、県内のコムギの生育状況に応じ「早さ」を重視し、「促進」を強化し、「管理」を徹底し、「予防」をしっかり行う方針のもと、農業技術者を畑に送り込み、大規模経営体や小規模農家に対し区分け・分類別で、苗や土壌水分に応じた的確な施策を指導。科学的な春の畑管理を推進し、晩播で生育の弱い苗の早期回復・改善に全力を挙げている。立春以降、県全体で技術者を畑に派遣し、農家に対して直接春の畑管理を指導するとともに、大規模穀物生産者の栽培技術向上を支援している。同時に「畑での授業」などを開催し、実用的な春管理技術を農家の手元に届けている。

今、微山県のコムギ畑では無人機が空で作業し、農業技術者が畑で指導する光景があちこちに見られる。スマート農機と精緻な農業技術が深度に融合し、省クラスの専門家と現地農業技術チームが力を合わせることで、春の畑管理はより的確で効率的になった。微山県は今後も「農機+農業技術」のモデルを推進し、春のコムギ畑管理の各業務を着実に実施し、科学技術で食糧生産を支え、夏期穀物の豊作獲得に全力を注ぐ方針だ。