春節を前に、微山湖のほとりはいつにも増してにぎわっている。このほど、微山県微山島町で「第4回微山湖漁獲祭」が盛大に開幕した。埠頭は人であふれ、暖かな雰囲気に包まれ、獅子舞の隊列が太鼓のリズムに合わせて躍動する。赤と黄の勇壮な姿が湖面と空に映え、そこはかりに春節の情緒があふれていた。
漁師たちの力強い掛け声とともに、25隻の漁船が列をなして出航。船に乗る約300羽の鵜が一斉に水に飛び込んだ。漁師たちが櫂を軽く水面に滑らせると、鵜はたちまち潜って魚を追い、時に浮上して水しぶきを上げ、湖面にさざ波を立てた。間もなく、コイ、ハクレン、アオコイ、ソウギョなど10種類以上の湖魚が次々と網にかかり、船は豊漁で満たされた。見物する人々は次々にシャッターを切り、豊作の瞬間を写真に収めていた。
会場の興奮を最高潮に高めたのは、目玉の「頭魚(一番大きな魚)」の登場だった。
体重44キロに達する立派なアオコイは、赤い布で飾られ、「一年を通じて平安で、四方から財がもたらされる」という縁起の良い願いが込められている。オンライン・オフラインで同時に入札が行われ、会場は値上がりの声が絶えず、価格は上昇を続けた。最終的に微山県内の実業家である殷琦悦氏が落札した。
微山県は冬の漁獲をきっかけに、伝統的な漁家の民俗を継承し、文化と観光の融合を深化させ、湖区のエコロジカルブランドの発信に力を入れている。古くから伝わる漁歌や漁習俗に新たな命を吹き込み、観光客に豊かな漁家体験を提供するとともに、湖区の漁師たちの収入増にもつなげている。
一つの漁獲祭が、千年にわたる湖と漁の文化の根幹を守るとともに、湖区の人々の豊かさにつながる架け橋となっている。春節前後、微山県では腊八(臘八節)、春節、元宵節などの伝統行事に合わせ、計60の特色ある文化イベントを企画・実施する。多彩な文化・観光イベントで域内全体の観光振興を後押し、伝統ある正月の雰囲気を一層盛り上げている。
北方最大の淡水湖である微山湖は、水域面積1266平方キロメートルに及び、水産資源が豊富で、四鼻鲤(四つ鼻のコイ)や雷魚(ウオ)などの特産品の年間生産量は特に多い。近年、微山県は微山湖の独自の生態資源を生かし、「エコロジーで県を立て、産業で県を強くし、文化・観光で県を興す」という発展戦略を堅持し、「漁を媒介に、祭りで観光を振興」を軸に、4年連続で微山湖漁獲祭を開催。農業・文化・観光の深度な融合を持続的に推進している。
新しい年、微山は文化・観光産業の発展に重点を置く。金鳳凰、花港漁村、オリエンタル理想島などの高級ホテル・民宿プロジェクトを積極的に推進し、高品質で庭園式の民宿クラスターの育成に力を入れ、観光コンテンツを充実させ、年間の観光客数をさらなる新高値へと導く方針だ。









